ロック・ローモンド (Loch Lomond)
♫ ここちよき清らの岸 ♪
ロック ローモンド スコットランド民謡 訳詞:門馬 直衛
1
ここちよき清らの岸
日かげ映ゆるロック・ローモンド
君と共にさまよいたる
懐かし懐かし ロック・ローモンド
※(以下繰り返し部分)
君は登れ われは下らん
行くてはスコットランドなれど
君と共にまた語らじ
懐かし懐かし ロック・ローモンド
2
君と別れし谷間の
坂もけわし ベン・ローモンド
入日うけ 峰は紅(あか)く
日かげ たそがれ告げぬ
※ 繰り返し
3
小鳥鳴き 野ばら開き
日かげに水ねむるも
いたむ胸には春帰らじ
悲しみ はや消ゆるも
※ 繰り返し
他にも「緒園 凉子」などの訳詞もあります。
この歌はスコットランド最大の湖であるローモンド湖(長さ39キロ、幅は8キロ)を歌ったスコットランド民謡です。2番の歌詞にあるベン・ローモンドはその東岸にある973mの山です。湖畔一帯は自然が豊かで美しく、人気のある観光地となっています。
ベン・ローモンド
18世紀前半のスコットランド民謡とされており、その内容については諸説あります。この歌に限らず長く愛されている歌はメロディーや歌詞もさることながら、それを伝える人々がその時代に合った解釈、人としての本心を素直に伝えたからでしょう。