黄金虫(こがねむし)
♫ こがねむしは かねもちだ ♪
黄金虫 作詞:野口 雨情 作曲:中山 晋平
1
黄金虫は 金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
飴屋で水飴 買って来た
2
黄金虫は 金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
子供に水飴 なめさせた
1922年(大正11年)「金の塔」に掲載されました。
黄金虫は体の色が「黄金」色をしているから、黄金虫と名付けられたのでしょうね。その名前や色から「お金持ち」と想像したのでしょうか、楽しい歌です。
水飴は当時の庶民はに高級品だったのでしょう。大人が舐めるために買って来たものを、子供にも分け与えたのか、それとも子供のおやつに買って来たのか、どうなんでしょう。
「歌は世につれ、世は歌につれ」などと言うように、歌にはその時代を現している事が多いです。童謡なども、歌詞の内容を想像しながら楽しみたいと思います。