仰げば尊し
♫ 仰げば尊し 我が師の恩 ♪
仰げば尊し 作詞・作曲:不詳
1
仰げば尊し 我が師の恩
教の庭にも はや幾年
思えばいと疾し この年月
今こそ別れめ いざさらば
2
互に睦みし 日頃の恩
別るる後にも やよ忘るな
身を立て名をあげ やよ励めよ
今こそ別れめ いざさらば
3
朝夕馴にし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる間ぞなき ゆく年月
今こそ別れめ いざさらば
いと疾(と)し=早いこと・きわめて早いことを意味します。
「思えばいと疾し この年月」の意味は「学校で学んでいた年月の、なんと早く過ぎ去ったことか」と、こんな意味になるのでしょう。
卒業式の定番でした
昭和の頃は、卒業式といえば必ずこの歌でした。
校歌では泣かなくても、この歌が始まるとすすり泣きが聞こえてきたものです。
作詞・作曲者不詳となっていますが、最近の研究で次第に分かってきたこともあるようです。ここでは触れませんが、興味のある人は調べてみるのも面白そうです。