さくら(さくら さくら )
♫ さくら さくら のやまもさとも ♪
さくら 日本古謡
さくら さくら
野山も里も 見わたす限り
かすみか雲か 朝日ににおう
さくら さくら 花ざかり
幕末の頃、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られた歌詞
さくら さくら
弥生の空は 見渡すかぎり
霞か雲か 匂いぞ出ずる
いざや いざや 見にゆかん
昭和16年改変の歌詞を1番、江戸時代からの歌詞を2番として扱っていることもあります。また日本を代表する曲として、国際的な場面でも演奏されたり歌われることも多いそうです。
弥生 ⇒(やよい=陰暦で3月のこと)
歌詞の意味
3月の空は見渡す限りに霞がかかって、どこからが雲なのかも分からないようだ。しかしそんな中から待っていた桜の花の匂いが漂ってくる。さあ、さあ、みんなで桜の花を見に行きましょう。
なぜ歌詞が変えられたのか
国民学校音楽教科書に収載の際の改変の理由については、「古謡は、可成り語句がむづかしく、この程度の児童には難解である為、その精神を採り入れて、替歌としたものである。」(国民学校芸能科音楽2年うたの本教師用書)と説明が付されているそうです。
出典元 : レファレンス協同データベース
(http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000154322)