雪 (瀧廉太郎:組歌「四季」より)
♫ 一夜(ひとよ)のほどに 野も山も ♪
雪 (組歌「四季」より) 作詞:中村 秋香 作曲:瀧 廉太郎
一夜(ひとよ)のほどに 野も山も
宮も藁屋(わらや)も おしなべて
白金(しろがね)もてこそ 包まれにけれ
白珠(しらたま)もてこそ 飾られにけれ
まばゆき光や 麗(うる)しき景色や
あはれ神の仕業(しわざ)ぞ
神の仕業ぞ あやしき
瀧廉太郎作曲の組歌・四季の第四曲ですが、まるで賛美歌のような響きを持った歌ですね。彼はこの四季が作られた1900年(明治33年)に洗礼を受けクリスチャンとなっています、そんなことも影響しているのかも知れません。
叙情組曲「瀧廉太郎」~合唱と室内アンサンブルによる~