ヴォカリーズ (VOCALISE OP.34 NO.14)
ヴォカリーズ (VOCALISE OP.34 NO.14) ラフマニノフ
ヴォカリーズとは、歌詞を伴わずに母音のみによって歌う歌唱法のことで、母音唱法とも呼ばれます。この唱法は主に発声練習に用いられますが、ヴォカリーズによって歌うことを指定した声楽作品もあります。
最も有名なヴォカリーズ作品は1915年に作曲された、このラフマニノフの「ヴォカリーズ」作品34-14といってもいいでしょう。
当初はピアノ伴奏歌曲として作曲されたが、ラフマニノフ本人による管弦楽伴奏版で初演され、その後に独奏楽器とピアノのための二重奏といった編曲もなされ、多くの人に親しまれています。ここではチェロの演奏でお楽しみください。
幸田浩子さんのラフマニノフのヴォカリーズには思わず聞き入ってしまいました。