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どんぐりころころ

どんぐりころころ

♫ どんぐりころころ どんぶりこ ♪



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どんぐりころころ  作詞:青木 存義  作曲:梁田 貞

1 
どんぐりころころ ドンブリコ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
坊っちゃん一緒に 遊びましょう

2 
どんぐりころころ よろこんで
しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた


1921年(大正10年)「かわいい唱歌」に掲載されました。

皆さんご存知の歌でしょう。
さてこの後、泣いていた「どんぐり」はどうなるのでしょうか。

悲しいままで終わりになっている歌詞ですが、一説によると作詞の青木存義は「あえて3番をつくらなかった」ともいわれています。それは「その後のことは子供たちに自由に発想してほしい」、と考えたからというのです。

しかし「幻の3番」が現れたのです。

(これより先は Wikipedia・どんぐりころころ からの引用です)
「幻の3番」の歌詞

どんぐりころころ 泣いてたら
仲良しこりすが とんできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった

平成期になってから、上記のような幻の3番が存在するとの噂が徐々に広まり出した。
坊ちゃんが泣いたまま終わってしまう2番の歌詞から一転、温かみのある大団円を迎えるこの3番は、青木の母校である松島第五小学校において「いつからか歌い継がれていた」ことも相まって、「幻の3番」としてテレビや新聞等でしばしば取り上げられ知名度を上げた。

しかし、実際にはこの3番は青木とは無関係であり、これは作曲家の岩河三郎が1986年(昭和61年)に3部合唱曲用に本作品を編曲した際に付け足したものである。岩河は作成時に権利関係の届出を行わなかったため、いつからか作者不詳扱いとなってしまっていた。

2004年(平成16年)にNHKの取材に応じた岩河は「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と付け足した理由を語っている。3番で重要な役目を果たすリスは歌詞に「お母さん的愛情をプラス」させるために登場させたのだという。

朝日新聞平成23年10月6日号朝刊の特集では「楽しんで歌ってもらえれば、と思い3番を作った。80歳を過ぎたが、音楽を通じて皆さんに喜んでもらえてうれしい。元気を出してほしい」と語っている。
(出典元:Wikipedia どんぐりころころ)


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