近江八景(おうみはっけい)
♫ みいでらのかねのね すみわたるゆうぐれ ♪
近江八景 作詞・作曲:不詳
1
三井寺の鐘の音
澄み渡る夕暮れ
初雁も堅田に
声たてて落ち来ぬ
ひとり立てる 唐崎の老松
雨か波か 淋しげに響くは
2
今もなお身にしむ
粟津野の秋風
いずかたぞ昔の
兼平の石碑
瀬田の夕日 とこしえに淋しく
比良の暮雪 いつ見ても美くし
3
月の影さやかに
澄み昇る石山
千代かけて忍ぶは
紫のその筆
山田 矢走 見え渡る名どころ
さして帰る 舟の帆も三つ四つ
1896年(明治29年)「新編教育唱歌集(七)」に掲載されました。
歌詞の内容は、琵琶湖南西岸の「近江八景」を紹介しています。
1910年発表の同名異曲もあります。
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