毬と殿さま
毬と殿さま 作詞:西條 八十 作曲:中山 晋平
歌詞については、著作権保護期間中のために掲載を控えます。
歌詞を掲載できないので残念ですが、この歌詞は捉え方によっては単なる子供向けの童謡とは思えない不思議な内容ですね。
1番は手鞠が手をそれて垣根を越え、屋根まで越えて通りに出てしまった。
2番は紀州の殿さまの大名行列が通りかかり
3番ではその手鞠が籠の上に載って、殿さまに紀州の「みかん山」を見せてください、とお願いし、
4番では何年たっても帰ってこない、
5番では手鞠はとうとう山の赤いミカンになってしまう。
この歌詞の解釈にはいろいろあるようで、一説には大名行列の前に手鞠を拾おうと飛び出して切り捨てられた、なんていうものもあるようです。
西條八十さんはそこまで残酷な意味を込めては書かないだろうと思います、そのままの歌の物語として楽しめば良いのではないでしょうか。