エレジー(悲 歌)
この「エレジー」は「タイスの瞑想曲」を作曲したジュール・マスネ(フレデリック・マスネ)の作曲で、オペラ「タイス」の脚本を書いたルイ・ガレが詩を書いています。
日本でもいくつかの訳詞があるようですが、ここでは「野上 彰」の訳詞によるものです。
エレジー(悲 歌)
作詞:ルイ・ガレ 訳詞:野上 彰
作曲:ジュール・エミール・フレデリック・マスネ
おお 過ぎし春よ
何処(いずこ)に良き日は去りし
遥(はる)けき野辺にさえずる
妙(たえ)なる声も 嘆(なげ)かいひそむ
おお 君のささやきさえ
ああ 永久(とわ)に消えにし春
うららなる日も あせしか
汝(な)が身とともに
おもいは遠き春よ
帰らぬ あこがれ
マスネ作曲の「タイスの瞑想曲」