夢のお馬
♫ ねんねする子が おんぶして ♪
夢のお馬 作詞：鹿島 鳴秋 作曲：弘田 龍太郎
１
ねんねする子が おんぶして
きょうもみる夢 王さまの
白いお馬が 鈴ふって
坊をむかえの 金の鞍
２
ねんねする子が 眼をあけば
向うのお山は 日が暮れて
お馬も見えず 夕空に
坊をむかえの あおい星
1920年発表の作品です。
鹿島 鳴秋 1891年（明治24年）～1954年（昭和29年）
大正時代に清水かつらとともに雑誌「少女号」を刊行し、童謡を発表しました。代表作は「浜千鳥」「金魚の昼寝」「お山のお猿」「おうち忘れて」などがあり、これらはみな弘田龍太郎の作曲となっています。
「浜千鳥」のモデルとなった浜辺については、鳴秋が新潟県柏崎市に住む旧友を訪ねたときに裏浜から番神海岸を散歩しながらの印象を歌にしたものとの説や、病気療養中の娘のために移り住んだ南房総市和田町の浜辺とする説などがあり、そのどちらにも「浜千鳥の歌碑」が建てられています。
