私のうち
♫ もえる木のめに 春風吹けば ♪
私のうち 文部省唱歌
1
もえる木のめに 春風吹けば
うちのまわりの 梅・桃・桜
かわるがわるに 花咲きみだれ
人も来て見る 小鳥もうたう
2
うちの前には 小川が流れ
舟もうかべば あひるもうかぶ
つりも出来るし およぎも出来て
あつい夏でも すずしくくらす
3
つゆや時雨(しぐれ)が 色よくそめた
うらの小山に 秋風吹けば
木木の雫(しずく)も きのことなって
ばんの御飯(ごはん)の おかずにまじる
4
松をのこして 木の葉がちれば
庭は一日 日がよくあたる
本のおさらい すました後は
枝につるした ぶらんこ遊び
(現代仮名遣いにしてあります)
1932年(昭和7年)「新訂尋常小学唱歌 第三学年用」
私の田舎の風景が目に浮かぶようです。
仲間と一緒に冬は山でスキーやそり、春は雪消を待って山菜取りに、夏は川で泳いだり魚を獲って、秋は栗を拾い、木に登って柿を採る。そんな自然たっぷりな所で育ちました。もうちょっと勉強もしておけば良かったかなと反省しきり。