シシリエンヌ:パラディス
シシリエンヌ:パラディス 作曲:M.T. V.Paradis
「シシリエンヌ」とは17世紀から18世紀に流行した8分の6拍子、もしくは8分の12拍子のゆったりとしたリズムが特徴の音楽形式であって、曲名ではありません。
「パラディスのシシリエンヌ」、この舞曲の音楽言語が18世紀ウィーン古典派の時代様式にそぐわないことから、近年ではパラディスの作曲ではなく20世紀のバイオリニスト「サミュエル・ドゥシュキン」(「パラディスのシシリエンヌ」の発見者)が、ウェーバーの室内楽曲を改変したもの、との説もあります。
(参考資料:Wikipedia)
作曲者のマリア・テレジア・フォン・パラディス(1759年- 1824年)は、幼少期に失明したオーストリアの女性作曲家であり、ピアニスト、歌手でもありました。なかなか優秀な作曲家だったようです。
フォーレのシシリエンヌもよく知られています。