ガボット（バッハ管弦楽組曲第3番より）
ガボット（バッハ管弦楽組曲第3番より）
J.S.バッハの「管弦楽組曲第３番ニ長調,BWV.1068」からGavotte（ガボット）をとりあげます。
この組曲中の「アリア」と共に良く演奏される曲なので、ご存じの方も多いでしょう。軽快な中にも重厚さがただよう、いかにも当時の宮廷音楽という美しい曲となっており、バッハの作曲したガヴォットの中でも最も親しまれている曲の一つです。
尚，前述の「アリア」は「G線上のアリア」としてよく知られていますね、これは19世紀のバイオリニスト「アウグスト・ウィルヘルミ」という人の編曲によります。
バッハが亡くなったあとにバイオリン4本の弦の中で一番低い音域のG線1本で演奏でき
るように編曲したことに由来し、「G線上のアリア」として人気となりました。
