朝 (ペール・ギュント第1組曲 No.1)
朝 (ペール・ギュント第1組曲 No.1)
「ペール・ギュント」はグリーグと同じノルウェーの劇作家、ヘンリック・イプセン(1828-1906)が書いた演劇で、これを舞台で上演するにあたり作曲をエドヴァルド・グリーグ(1843-1907)に依頼します。そして翌年の1875年には劇中音楽として完成し、1876年の上演は大成功しました。
グリーグはその後も上演のたびに曲に手を加え、劇中音楽の中から4曲ずつを抜粋し編曲した管弦楽作品「ペール・ギュント第1組曲(1888年)、第2組曲(1893年)」として発表しています。
第1組曲(作品番号46)
No.1「朝」
No.2「オーセの死」
No.3「アニトラの踊り」
No.4「山の魔王の宮殿にて」
第2組曲(作品番号55)
No.1「イングリッドの嘆き」
No.2「アラビアの踊り」
No.3「ペール・ギュントの帰郷」
No.4「ソルヴェイグの歌」
ペール・ギュント組曲の中でもこの「朝」は清々しく美しい曲で大変によく知られています。
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