オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章 マルチェルロ
オーボエ協奏曲ニ短調 第2楽章
マルチェルロの「オーボエ協奏曲ニ短調」は彼の作品中で最も有名であり、またオーボエ協奏曲の代表曲といえる作品です。
3楽章から構成されていますが、第2楽章の「アダージョ」が特に有名で、イタリア映画「ベニスの愛」(1970年)のラストシーンで主人公がこの曲を演奏し、さらに多くの人に知られるようになりました。哀愁を帯びたオーボエのメロディがとても印象的な曲となっています。
アレッサンドロ・イニャツィオ・マルチェルロ(1669年 - 1747年)は、数学者・哲学者・音楽家として活躍したイタリア人貴族で、バロック・コンチェルトの作曲家としても有名です。