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ロンドンデリーの歌(ダニーボーイ)

ロンドンデリーの歌 (ダニーボーイ)

♫ さえずる雲雀の声に ♪  (2023年1月15日再編集)



ロンドンデリーの歌(ダニーボーイ) 訳詞:野上 彰  アイルランド民謡

1
さえずる雲雀の声に ふたたび春はめぐる
月日を重ねてあつく 胸にあふれる涙よ
いとしくはぐくみし我が子
ひととき帰りこよ せめては幻となりて
なつかしの母の夢に

2
りんごの花びらは春の 盛りを白くひらく
その花摘みし我が子の 幼き面影いずこよ
黄泉路(よみじ)をつかさどる神よ
ひととき返し給え いくとせ嘆き深まる
悲しき母の胸に


日本語訳詞は他にも近藤玲二、津川主一などが作詞(訳詞)していますが、二人については著作権保護期間中のために掲載を控えます。
歌いだしはそれぞれ以下のようになっています。

北国の 港の町は     近藤玲二
わが子よ いとしの汝を  津川主一

「ロンドンデリーの歌」は、アイルランド民謡で、北アイルランドでは事実上の国歌としての扱いを受けているそうです。

そのメロディーの美しさから、これまでに多くの歌詞がつけられており、中でも「Danny Boy(ダニーボーイ)」は世界的に知られ、多くのミュージシャンによって歌われています。

この「Danny Boy」は、Londonderry Air(ロンドンデリーの歌)にイングランドの弁護士だったフレデリック・ウェザリーが1913年に歌詞を付けたものです。
(もとは別の曲のために作った歌詞だったが、この曲に合うように修正して1913年に発表しました)

 

 

Danny Boy  原詞  Fredericke Weatherly

Oh Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen, and down the mountain side
The summer's gone, and all the roses falling
'Tis you, 'tis you must go and I must bide.
But come ye back when summer's in the meadow
Or when the valley's hushed and white with snow
'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
Oh Danny boy, oh Danny boy, I love you so.

But when ye come, and all the flowers are dying
If I am dead, as dead I well may be
You'll come and find the place where I am lying
And kneel and say an "Ave" there for me.
And I shall hear, tho' soft you tread above me
And all my grave will warmer, sweeter be
For ye shall bend and tell me that you love me
And I shall sleep in peace until you come to me.