コリオラン序曲
コリオラン序曲 作曲:ベートーベン 編曲:Richard Kleinmichel
ここではピアノ演奏によるコリオラン序曲になります。
後の悲劇を予言しているかのような強烈な印象で始まリ、最後は静かに終わります。
1807年に作曲した演奏会用序曲です。1802年に初演され、その後も好評を博していた戯曲「コリオラン」の序曲として作曲されました。戯曲の作者は詩人の「ハインリッヒ・ヨーゼフ・コリン」です。
コリオランとはローマの貴族コリオラヌスのことで、数々の勲功を立て大きな力を持っていましたが、政治上の意見の相違から追放されてしまいます。怒ったコリオラヌスは、敵と手を結びその軍隊を率いてローマに攻め寄ります。しかし彼の母と妻の忠告を聞き入れてローマと和平を結ぶのですが、その後の彼の運命は・・・
ベートーヴェン:交響曲第7番、《コリオラン》《プロメテウスの創造物》序曲