名月赤城山
♫ 男ごころに 男が惚れて ♪
名月赤城山 作詞:矢島 寵児 作曲:菊池 博
1
男ごころに 男が惚れて
意気が融け合う 赤城山
澄んだ夜空の まんまる月に
浮世横笛 誰が吹く
2
意地の筋金 度胸のよさも
いつか落目の 三度笠
云われまいぞえ やくざの果と
悟る草鞋に 散る落葉
3
渡る雁がね 乱れて啼いて
明日は何処の 塒やら
心しみじみ 吹く横笛に
またも騒ぐか 夜半の風
3番
雁(かり)がね = 雁が音 ⇒ もとは雁(がん)の鳴き声を表していましたが、いつしか雁が飛んでいる群れ、雁そのものを指すようになりました。
1939年(昭和14年)に発表されました。
歌手の「東海林 太郎」が歌って大ヒットしました。
「美空ひばり」「ちあきなおみ」など多くの歌手にも歌い継がれ、現在では「島津亜矢」が見事に歌いこなしていることは、演歌好きの方ならご承知のことでしょう。