波浮の港(はぶのみなと)
♫ 磯の鵜の鳥ゃ 日暮にゃ帰る ♪
波浮の港 作詞:野口 雨情 作曲:中山 晋平
1
磯の鵜の鳥ゃ 日暮にゃ帰る
波浮の港にゃ 夕やけ小やけ
あすの日和は ヤレホンニサ なぎるやら
2
船もせかれりゃ 出船の支度
島の娘たちゃ 御神火ぐらし
なじょな心で ヤレホンニサ いるのやら
3
島で暮すにゃ 乏しゅうてならぬ
伊豆の伊東とは 郵便だより
下田港とは ヤレホンニサ 風だより
4
風は潮風 御神火おろし
島の娘たちゃ 出船のときにゃ
船のともづな ヤレホンニサ 泣いて解く
5
磯の鵜の鳥ゃ 沖から磯へ
泣いて送らにゃ 出船もにぶる
明日も日和で ヤレホンニサ なぎるやら
御神火 = ごじんか・ごしんか ⇒ 火山を神聖なものと扱って、その噴火・噴煙をいう語。特に、伊豆大島の三原山のものをさしていう。(コトバンクより引用)
1928年(昭和3年)に発表されました。
日本ビクターからレコード発売されましたが、このレコードが日本で初めての「商業レコード」ということです。