鉄道唱歌(東海道編)
♫ 汽笛一声 新橋を ♪
鉄道唱歌(東海道編) 作詞:大和田 建樹 作曲:多 梅稚
1
汽笛一声 新橋を
はやわが汽車は 離れたり
愛宕の山に 入り残る
月を旅路の 友として
2
右は高輪 泉岳寺
四十七士の 墓どころ
雪は消えても 消え残る
名は千載の 後までも
3
窓より近く 品川の
台場も見えて 波白く
海のあなたに うすがすむ
山は上総か 房州か
4
梅に名をえし 大森を
すぐれば早も 川崎の
大師河原は 程ちかし
急げや電気の 道すぐに
5
鶴見神奈川 あとにして
行けば 横浜ステーション
港を見れば 百ふねの
煙は空を こがすまで
6~65 省略
66
明けなば更に 乗りかえて
山陽道を すすままし
天気はあすも 望あり
柳にかすむ 月の影
明治時代に作詞された唱歌で、全5集・334番まであり、1900年(明治33年)5月に
第1集東海道篇が発売されました。