故郷の廃家
♫ 幾年ふるさと 来てみれば ♪
故郷の廃家 作詞： 犬童球渓 作曲： William Shakespeare Hays
１
幾年ふるさと 来てみれば
咲く花鳴く鳥 そよぐ風
門辺の小川の ささやきも
なれにし昔に 変らねど
荒れたる 我家に
住む人 絶えてなく
２
昔を語るか そよぐ風
昔をうつすか 澄める水
朝夕かたみに 手をとりて
遊びし友人 いまいずこ
さびしき 故郷や
さびしき 我家や
門辺（かどべ） ⇒ 門の近くのこと
なれにし（馴れにし）⇒ 馴れ親しんだこと
かたみに（互に） ⇒ 互いに・かわるがわる
（出典元：weblio古語辞典）
1907年（明治40年）に出版された「中等教育唱歌集」に、同じ作詞者の「旅愁」と共に掲載されました。
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