故郷の空
♫ 夕空晴れて 秋風吹き ♪
故郷の空 作詞: 大和田 建樹 スコットランド民謡
1
夕空晴れて 秋風吹き
月影落ちて 鈴虫鳴く
思えば遠し 故郷の空
ああ我が父母 いかにおわす
2
澄みゆく水に 秋萩垂れ
玉なす露は すすきに満つ
思えば似たり 故郷の野辺
ああわが兄弟 たれと遊ぶ
兄弟=はらから ⇒ 同じ母から生まれた兄弟姉妹のことです。
(同じ国民・祖国を同じくする者同士、といった意味もあります)
原曲はスコットランド民謡のメロディーに詩人のロバート・バーンズが歌詞を付けた「Comin' Thro' the Rye」(ライ麦畑で出逢うとき)です。
この「故郷の空」では故郷の父母や兄弟を思う歌となっていますが、原詩では男と女がライ麦畑で出会ったらキスをするだろう、といった戯れな内容です。ドリフターズが歌った「誰かさんと誰かさんが麦畑」はちょっと照れくさい歌詞だ、と思っていたらこの原詩に沿った雰囲気の歌詞なんですね。
ピアノとクラリネットの変奏曲もあります、お楽しみください。