冬の星座
冬の星座 作詞:堀内 敬三
作曲:William Shakespeare Hays
作詞の「堀内敬三」については、著作権保護期間中のために歌詞の掲載は控えます。
この「冬の星座」は1947年(昭和22年)発行の国定教科書「中等音楽」に掲載されました。また2007年(平成19年)には、日本の歌百選にも選ばれています。
この歌は1871年にウィリアム・ヘイス(William Shakespeare Hays, 1837- 1907)によって作詞・作曲されたアメリカの「愛しのモーリー」(Mollie Darling)の曲に詞を付けたもので、翻訳詞ではありません。
なお、「冬の星座」以外にもこのメロディーに詩を付けた、中村秋香(1841 - 1910)作詞の唱歌「他郷の月」が知られています。しかし堀内敬三の「冬の星座」が歌われるようになると、ほとんど歌われなくなったそうです。
他郷の月(中村秋香)
1
よくと喜ぶ 父母(ちちはは)の君
あれ姉上と 駆け来る妹(いもと)
恋しき我が家に 嬉しや今
帰ると見しや 夢なりけり
2
宵の時雨(しぐれ)は 跡なく晴れて
傾(かたぶ)く月に 雁鳴き渡る
哀れあの雁も また我がごと
別れや来つる その故郷(ふるさと)