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茶 摘

茶 摘

  ♫ なつもちかづく はちじゅうはちや  ♪



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茶 摘   作詞・作曲者 : 不詳


夏も近づく 八十八夜
野にも山にも 若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘じゃないか
あかねだすきに 菅の笠


日和つづきの 今日この頃を
心のどかに 摘みつつ歌う
摘めよ摘め摘め 摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の 茶にならぬ

 初夏の茶摘みの様子を歌ったもので、1912年(明治45年)の「尋常小学唱歌 第三学年用」に載せられました。
2007年には「日本の歌百選」に選定されています。

① 八十八夜
立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。出典元:コトバンク

② あかねだすき
茜(あかね=アカネ科の多年草)の根で染めた赤色の「たすき」のこと。

妻の実家はお茶の産地なので、家の植え込みにお茶の木があります。五月の連休に行ったときには新芽を摘んでお茶作りに挑戦するのですが、これが上手くいった試しはありません、大変な労力も伴います。

そこでいいのは柔らかい茶葉の天ぷらです、これは簡単で美味しいですよ。


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