トセリのセレナーデ(嘆きのセレナーデ)
演奏は歌曲用楽譜とは異なっています、下記楽譜とは違います。
嘆きのセレナーデ(トセリのセレナーデ)
作詞:Alfredo Silvestri
訳詞: 徳永 政太郎
作曲:Enrico Toselli
うれし夢の そのように
過ぎゆきし恋よ 胸に残るは
うれし春に 酔いしれし
やさしあの笑(え)まい 夢とはなりぬ
されど短き なさけなりしよ
ああ 美しの夢のみ残り
わびしさは いやますのみ
麗(うるわ)し 春去り
ただ残るは 悲しみの涙
されど短き なさけなりしよ
ああ 美しの夢のみ残り
わびしさは いやますのみ
麗し春去り
ただ残るは 悲しみの涙
ああ 楽しき日 かえるまじ
永遠(とわ)に ああ
「嘆きのセレナーデ(トセリのセレナーデ)」は、イタリアのピアノ演奏家エンリコ・トセリ(Enrico Toselli 1883–1926)が作曲したものです。
目を閉じて静かに聞いていると、夢の世界にいるような心地よさを覚えます。
どうぞ心静かに聞き入ってみてください。
ところでセレナーデというのはどの曲も美しいメロディーですね。
それはセレナーデは恋人の部屋の、窓の下などで演奏したり歌うための曲だからなんですね、ロマンチックです。
原詩はシルベストリですが、この歌詞には掲載した「徳永 政太郎」の他にも「近藤 玲二」など数人の訳詞があります。