母の歌(下総 皖一)
♫ 母こそは 命のいずみ ♪ 野上弥生子:「母の歌」より引用
歌詞は著作権保護期間中につき掲載を控えます。
1943年(昭和18年)文部省から発行された国民学校芸術科音楽の第5学年用教科書「初等科音楽」3に掲載されました。
昭和18年といえば当時はまだ戦争中で、連合艦隊司令長官「山本五十六」が戦死した年でもあります。2番の歌詞は戦争に我が子を送り出した母の姿が勇ましく歌われています、これも戦時下のことであり、母親の本心であろうはずもありません。
この歌が戦後に歌われないのは2番の歌詞のためでしょう、メロディー、歌詞ともに素晴らしいのに残念なことです。
他に作詞・板谷節子、作曲・橋本國彦の「母の歌」もあります。どちらも作詞については「日本音楽著作権協会(JASRAC)」に管理委託されてはいませんが、著作権保護期間中なので掲載はしていません。
わたしの愛唱歌~心懐かしい故郷の歌から友と歌った青春の歌まで